2011年02月20日

ラウンジ有馬記念〜第28回フェブラリーS まるっきり大混戦?


 府中(競馬場)には久しく行っていない。府中に通勤しているのに。
 いつ以来だろうと思い返してみたのだが、それは一昨年のフェブ
ラリーSのことであった。
 先日引退を表明したサクセスブロッケンがカジノドライヴやカネ
ヒキリと叩き合いを演じたレースである。

 引退といえば、2月開催も残すところあと2週、今月一杯で引退
する調教師のエピソードが誌面を賑わしている。
「週刊競馬ブック」では坂口正大師の記事が掲載されていた。
 デュランダル、キングヘイロー、マヤノトップガン。そして、キ
ャプテンナムラ。私は正大師の管理する馬たちが好きであった。
 ま、オヤジの持っていた一口:フラワーフェアが師の厩舎所属と
いう理由が大きいのであるのだが。
 78年の菊花賞。インからスルスルと伸びたインターグシケン
(鞍上:武邦彦)の2着にきたのがキャプテンナムラだ。
 私は今でも好きな馬は?と問われたら「インターグシケン」と
言ってしまうほど、ファンなのである。
 彼が菊花賞を勝つことで、幼少からの競馬熱がグンと上がった。
 だからグシケンの2着にきた馬を覚えているし、管理調教師の
名前も記憶に残ったのだ。
 フラワーフェアが栗東の坂口正大厩舎に行くと聞いたとき、キ
ャプテンナムラを思い出した。また、フェアと同期であるマヤノ
トップガンが重賞に顔を出した時、素直に応援できた。

 今年の正月、中学の同窓会があった。
 20年ぶりに会った当時の親しい友人Yは「オレが一番印象に
残っている馬は、やっぱリンドプルバンだな」と言った。
 彼に競馬を教えた者である私としては実に嬉しい一言であった。
 勝ったカツラノハイセイコではなく、ハナ差の惜敗をした伏兵:
リンドプルバン、そちらの方が記憶に残っているというのだから。
 記録に残るのは無論勝利したものである。しかし、時と場合に
よれば、記憶に残るのは敗者だ。
 友人にとっては14歳で初めて見た(と言ってもTVであるが)
ダービーだったのである。
 リンドプルバンやカツラノハイセイコだけではなく、テルテン
リュウやビンゴガルーにネーハイジェット。あるいはリキアイオ
ーに、このレースには出ていないがニホンピロポリシー、メジロ
エスパーダの名前も覚えているのではないだろうか?
 いやそこまではなのかもしれないが、今あげた何頭かの名前を
「ああ、いたね」と思い出してくると思う。聞けばよかった。
そんな話しがでたのは2次会のことで、もう大分酔っ払っていた
し、彼とはもっと他に話したいことがあったからなぁ。(←色恋
関係)
 いづれにせよ、リンドプルバンが彼の記憶に残る意味合いはと
ても分かる気がした。

 JRAの「CLUB KEIBA」2ndシーズンのCMに誘わ
れて初めてのG1を経験する若者がいるかもしれない。
 私は競馬初心者だけのメンバー構成にどうしても共感を得るこ
とが出来ない。ギャンブルは経験者に導かれるもの、と思ってい
るからだ。私も経験者たるオヤジの薫陶を受けた者であるし。
 ま、それはそれとして。彼らの記憶に残るようなレースが繰り
広げられればいいなと思っている。

 登録メンバーを見てあらかじめ感じていたのだけど、前売り単
勝オッズを眺めてみても人気は割れた。
 昨年暮れのジャパンカップダートを制したトランセンドが一応
一番人気に推されたが、それでも一桁オッズの馬が5頭もいる。

 トランセンド:3.4倍
 セイクリムズン:5.2倍
 フリオーソ:6.1倍
 ダノンカモン:7.6倍
 バーディバーディ:9.2倍
 シルクメビウス:10.0倍
 マチカネニホンバレ:13.2倍
 オーロマイスター:19.8倍
 コスモファントム:23.8倍
 ライブコンサート:41.2倍
 ダイシンオレンジ:43.8倍
 メイショウタメトモ:58.2倍
 以下、3桁配当

 つまりどこからでも馬券は買えるということだ。

 トランセンドは基本的に自分で主導権を握りスピードで他を
圧倒するというタイプの馬だ。
 スタートが上手い訳ではなく、手綱を押してそれを主張する
タイプでもある。陣営の考え方ひとつだが、私は行きたいメン
バーが揃うここでも、ハナを切ると睨んでいる。
 トランセンドにどれだけ絡んでいく馬がいるかでペースは決
まる。少なくとも平均ペース以上は間違いない。
 そして府中マイル戦では長い直線と坂が待ち構える。同じ坂
のある阪神コースとの違いは、距離が短縮されワンカーブ、そ
し長い直線=底力が問われるタフなコースということだ。
 トランセンドはこれまでも不可解な負け方をしてきた馬で、
気分良く走れないと難しい馬なのだと思う。そして、気分よく
行けたとしても、今回は最後に長い直線が待ち構えている。
 エスポワールシチーがまだ名を成していなかった09年のよ
うな負け方をイメージしてしまうのだが。

 フルオーソが人気だ。これまで交流G1を5勝した7歳の古
豪。他のG1馬:トランセンド、オーロマイスター(それぞれ
1勝)と比べれば、実績では1枚も2枚も抜けている。
 が、彼が現在のダート界に君臨している訳ではない。また、
全ては南関東であげた勝利で、スタートが芝、最後に坂が待ち
構える府中マイル戦は南関東の地方馬にとって鬼門である。
 そこに乗り替わりでMデムーロ。実に魅力的。が、このメン
バー構成では人気して仕方ないのだが、売れすぎの感がする。
またどう考えても、今が彼のピークではない。そして、昨年暮
れの東京大賞典で勝ったスマートファルコンが叩きだした超絶
タイム(2分00秒4)に付いていった反動は必ずあるとも。

 中団待機で先行集団を見ていた馬が坂を上がって抜け出し、
ペース如何でさらに差し込んでくる追い込み馬がいる、という
のが今回私の描いたレースイメージだ。

 ここまでの主要なレースを見直して、それに一番当て嵌まっ
たのはダノンカモンの大和Sであった。
 成績欄を見ると、堅実な馬、あるいは勝ちきれないオメージ
を持ってしまうが、勝つことに大きな意味があるG1のここで
は思い切った戦法をとるべきだろう。
 勝機を見出すために、いつもより後ろのポジショニングを期
待したい。

 面白いのは芝からの転戦組であるコスモファントム。
 ダート実績はジャンダートダービーの2着しかないが、ない
よりはあった方がいいし、クラシックシーズンにはほぼその主
要路線を歩み、秋には強気に古馬に挑んで(天皇賞秋)、その後
キッチリとG3(中山金杯)を勝ってきた。
 それなりのレースを走り、それなりの結果を残している。
 思えば98年の勝ち馬:グルメフロンティアも似たような路
線を歩んでいたではないか。
 彼の場合はもっとJRAコースでのダート実績があった気が
するが。
 また先行馬に乗って機を見て敏に動けるところが、鞍上:松
岡正海の持ち味でもある。
 絶対本命馬が存在しない今年ならばチャンスはある!

 バーディバーディは同じコース同じ距離のユニコーンSの勝
ち馬で、昨秋の一連の交流G1で掲示板に乗ってきた堅実派。
 地方競馬のコースは基本先行有利で、行ききっても末脚がし
っかりしていれば必ず勝ち負けになる。
 そういったレースぶりで昨秋結果を出したのがスマートファ
ルコンで、彼に後塵を拝したのがフリオーソ。そこからもう1
枚落ちる走りをしていたのがバーディバーディという見立てだ。
 ただ地方と中央では馬場に違いがあるから、その昨秋の力関
係がここにストレートに反映される訳ではない。
 東京大賞典から川崎記念を経たフリオーソよりここへ直行の
彼の方に印は打ってみたい。 
 鞍上の池添謙一が巧みに好位抜け出しを図れるかどうか。
 実はバーディバーディのそういうイメージが涌かないのだけ
ど・・。
 ならば、先行集団の中で同じ様に巧みに立ち回り、渋太く抜
け出すことを常にしてきたダイシンオレンジが人気的にも面白
い。
 確かに京都コースに特化した成績なのだが、それだけを理由
に(いや、ま、確かに華のない走りなんだが)異様に人気を落と
している気はする。
 バーディバーティの池添はこれが3回目の手綱、対してダイ
シンオレンジの川田将雅は勝ち鞍6つの全てのそれを取ってい
る。パートナーの長所も短所も知り尽くしているハズである。
 3着あたりに粘りこむと高配当提供だろうな。

 ◎ダノンカモン
 ○コスモファントム
 ▲シルクメビウス
 △トランセンド
 △ダイシンオレンジ
 △バーディバーディ
 △オーロマイスター
 △マチカネニホンバレ

 馬券は2軸3連複を買ってみたい。
 ダノンカモン、コスモファントムを軸に残りを印馬へ。
さらにダノンカモン、シルクメビウスの軸からも同様に。
 少し点数が多い気がしないでもないが、3着まで当てなければ
いけない馬券はそれぐらいでないと取れないからね。

 シルクメビウスは田中博康の手から離れてしまったのかもしれ
ない。彼とのコンビネーションが好きだったのだが、最近の成績
からしてみると致し方のないことか。
 今回の手綱を取るのは岩田康誠。思い切った騎乗という意味で
は前任:内田博幸以上だし、勝負強さはもう十分に知れた乗り役
である。
 どの様な位置取りでも機を見て敏に動けるのが彼の美点。そし
て、大きなアクションから馬を動かせるという点も。
 この乗り替わりに期待したい。ペース如何では念願の戴冠だっ
て十分考えられる。

 名伯楽:池江泰郎師の調教師生活も残すところあと2週。
 個人的にはメジロデュレン以降に記憶に残るトレーナーである。
 メジロマックイーン、ディープインパクトの2頭のチャンピオ
ンホースを育てたのだから、並の手練ではない。
 最後のG1に師が送り出すのがバーディバーディ。そこに立ち
はだかるのが息子:池江泰寿師が管理するダノンカモンになるの
かもしれない。

 バーディバーディの母はホームスイートホームという名前を持
つ。懐かしい我が家、である。

 私がホームスイートホームと聞いて、即座に思い出すのが、
モトリー・クルー(80年代のヘビメタバンド)のそれである。

 こんな曲でした。

 http://www.youtube.com/watch?v=Ggvkz-bVhW0

 当時、ヘビメタバンドを組んでいた高校生の弟がよく聞いて
おり、私も馴染んでしまったのである。
 かのジャンルらしくなく万人受けするメロディーラインだった
のが、受け入れられた理由だ。

 私はこの手のジャンルではヴァン・ヘイレンのヴォーカルだっ
たデヴィッド・リー・ロスが好きだったな。
 横浜文化体育館に彼のライブ見に行っちゃったしな。

 ビーチボーイズの「カリフォニアガールズ」をお茶目にカヴァ
ーしたのを聞いて好きになった。
 正確にはMTVのビデオクリップを見て、か。

 http://www.youtube.com/watch?v=cmbhfI8f_Ek

 あと好きなのはこの曲かな。
 
 http://www.youtube.com/watch?v=b1hlcZ_PDc0&feature=related

 邦題は「まるっきりパラダイス」なんたる能天気さよ。

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ラウンジ有馬記念:http://onlykiwi.seesaa.net/

 かって渋谷に「有馬記念」という競馬バーがあった。
 2階へと上がる階段にひかれた赤い絨毯が、勝手にこころの
敷居を高く感じさせていた。
 だが。1度思い切って店に入ってしまうと、そこは競馬ファン
にとって至福の場所であった。

 ここは、バー「有馬記念」へのリスペクトから、その名を冠した
競馬予想のページである。

因みにヤマダ電機 LABI渋谷は「有馬記念」の跡地に建っている。

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*ラウンジ有馬記念の索引はこちら

  http://onlykiwi.seesaa.net/category/6437306-5.html


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posted by onlykiwi at 10:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 11JRA競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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