なのか?
メンバーはやや手薄になってしまったが、ここでダイワスカーレッ
トへのその答えを見出すことは可能だろう。そういった意味ではワク
ワクするレースだ。
余談だけど、ウオッカ、ディープスカイの有馬記念回避は長期的視
点で正解だと思う。もっともギャンブル的には揃って出てきて貰って、
馬券で蹴っ飛ばしたかったけど。(結果には自信ありませんが)
ダイワスカーレットとマツリダゴッホ。今回この2頭に逆らうのは
分の悪い勝負を挑むようなものかもしれない。
例によって余談。前日売りオッズ、馬連で5.0倍。88有馬でオ
グリ*タマモは3.8倍だったかな?直前でタマモ馬体細化の記事で
このオッズになった。本来、この馬券2倍を切るか切らないか辺りだ
ったハズ。
そういった意味でも、今回この2頭信じられる人には悪くないオッ
ズ。逆に切りたい人には"ホラ"とか言えるオッズでもあるな。
個人的感覚の適性オッズは4倍前後という気がしているけど。
さて。
ダイワスカーレットのここまでの戦績(11戦7勝、2着4回)と前
走:秋天でみせた"究極"の前で頑張りきる競馬。
あのライスシャワー以来とも思える特定馬場での強さを誇るマツリ
ダゴッホ。ライスシャワーが京都マイスターなら、彼は中山マイスタ
ーだ。(今週コピーがスポーツ紙の紙面で踊ってたねぇ)
そして、この2頭は昨年のこのレースでの1、2着馬でもある。
敢えて。いや、それでも。
穴党の出番はあるのか?考えてみよう。
今回のダイワスカーレットで考えられる不安点。
長期休養明けでの激走による所謂2走ボケ。
秋天は競馬史に残る激闘で、その中でも自らレースを作って最後ま
で頑張りきったダイワスカーレットに一番負荷がかかった。
その点を考慮したローテーションをレース直後に明言し、実行した
松田国英師はさすがの敏腕トレーナーだ。
この中間に不安要素も出ていない。体調管理は実際上手くいったの
だろう。
しかし、2走ボケは結果として凡走におわった際に言われる言葉。
こればかりは走らせてみないとわからない。
また、この中間の調整は(恐らく)故障休養明けでの劇走後というこ
ともあり、追い切り本数とかそこでの時計はどうあれ、体調管理に細
心の注意を払っていたハズだ。
つまり、本来休み明けを叩いて調子が上向くとされる競馬界の常識
を当て嵌めるよりは、体調キープでここに臨むというケースになる。
やはり、前走の反動が出てもなんらおかしくないと考えておいた方
がいいと思う。(=絶対視は避けたい)
それよりも自分が気になるのは、秋天での走りがある種逃げ馬の
"理想"だった点。
掛かりながら先行して、最後に底力を発揮して粘りきったことは本
当に素晴らしかった。
自分の彼女への評価の甘さを恥じるだけである。
もともと競馬サークルの中で評価の高かったダイワスカーレットで
はあるが、あのレースぶりでさらに評価は上り、巷の景気低迷(けいき
ていまい by タロウ)をよそに別次元に入った感もある。
そこで考えてしまうのが、ライバル達はもう彼女に"楽な"逃げなど
許さないのではないだろうか、ということ。
ハナから競りかけてはいかないだろうが、勝負どころ、あるいはそ
れより多少早いポイントで仕掛けてくるライバルが出てくるように思
えるのだ。
例えばそれが今回の最大のライバルと目されるマツリダゴッホだろ
うし(実際にそういう脚質)、骨折から驚異的な早さで復帰した武豊が
メイショウサムソンの引退レースという空気を読んで多少の"早仕掛
け"で見せ場を作りにくることは十分あるだろう。
また、ライバル馬の特長を見抜いて、そこを消しにかかったり、抜
けなく利用する術に長けている外国人ジョッキーの存在。
なにやら展開にひと波乱、ふた波乱ありそうな気がするのである。
無論、ダイワスカーレットの手綱を取る安藤勝己は凡百のジョツキ
ーではない。持てる技術を駆使して彼女をサポートするだろう。
ダイワスカーレットの逃げに有力馬と外国人ジョッキーがどう挑も
うとするか。そこが今回のみどころでもあり、勝負の綾の発生すると
ころでもある。
中山マイスター:マツリダゴッホ。4コーナー手前で捲りきる戦法
は か・な・り (by 仮面ライダーゼロノス)分かりやすい。
また、この秋は札幌記念で始動し中山のオールカマー(秋天スキップ)
〜JCだから、誰が見ても目標は有馬記念連覇なのだろう。
実際に昨年は逃げたダイワスカーレットに早めに鈴をつけにいき戴冠
を果たしている。
鞍上:蛯名正義は奇をてらわず、中山での乗り馬の正攻法で御すだろ
う。余計なお世話的なものとしては、JCはちょっと走りすぎた気がし
ないでもないけど。
ま、蝦名としてはこの馬が"やはり"追ってナンボではなく、"早めに
動いて後続を断つ"競馬がいいと改めて実感し、それをフィードバック
する場という意識なのだろう。
「ワカリヤスイデスネ」とデムーロは思い「デモ、キメツケテハイケ
マセン。ケイバニハオモワヌナガレモアルノデス」とルメールは己を諭
し「セヤカラ、レースハイキモトイワレルンヤ」とペリエが関西弁で説
く。(勝手な想像です)
彼らは逃げるダイワスカーレットと彼女を捲るマツリダゴッホに牙向
くだろう。束になってくるのか、一の矢、二の矢、三の矢となってくる
のか、あるいは誰かが漁夫の利を狙って展開を見るか。
デムーロが敢えて控えて、様子を見るような気がしてならない。
そういう仕掛けがあった上で、ダイワスカーレットなりマツリダゴッホ
が勝ってくれると嬉しいな。
さて。有馬記念を連覇した馬は50年を越えるこのレースの歴史の中で、
スピードシンボリ、シンボリルドルフ、グラスワンダー、シンボリクリス
エスと僅か4頭。
その分、さもありなんというメンバーだのだが・・・。
このメンバーにマツリダゴッホが加わったとして、きちんと融和するの
かどうなのか、正直少し考えてしまう。
彼の存在は異質だ。なぜなら中山コース以外での重賞制覇歴がないから
だ。(中山で重賞5勝、あとはなし)
G1連覇を狙う強豪は、大なり小なり距離の融通があって、コース不問
という不文律があった。
そんなことにエクスキューズがついていては大きなレースを勝てないと
いう訳だ。
いや、あるいは、もう競馬も時代が変わったのかもしれない。細かいこ
とを抜きにすれば、シービー・ルドルフの時代より、オグリ・マックの時
代より、日本馬全体のレベルは間違いなく上がっている。
今の競馬とせいぜい比較してみれるのは10年ぐらい前までの競馬だろ
う。"それさえも"という気もしないではないが。
人間様の世界はどうか知らないが、日本の競馬の世界はスペシャリスト
の時代なのかもしれない。
また、有馬記念はあっと驚く結果をもその歴史の中で示してきた。
ヒーローの復活であったり、大団円のエンディングであったり、Why?
という結末だったり。
それはシーズン末期での出走馬の体調管理の難しさ、小回り中山コース
の紛れ易さ等々に起因したりする。
その名もスクリーンヒーロー。初重賞制覇の余勢を駆って臨んだJCで
の劇走=勝利には、当日の夜JRAサイトでレース映像を見て正直驚いた。
が、今年のダービー馬と叩き合って掴んだ勝ち星に、確かに気楽な立ち
場ではあったのだが、展開が嵌っとか一世一代の末脚が炸裂したとかのフ
ロックは感じなかった。
敗れたディープスカイ陣営の「勝たなければいけないレースだった」と
いう言葉が、この馬の強さを現しているように思える。
逆にいえば、ジャパンカップですらそういうレースになったのだ。一番
強いレースをした馬が格や実績に関係なく勝つという。
スペシャリスト向き(中山マイスター)なのか、確固とした自分の形を持
つもの向き(前で頑張る競馬)なのか、あるいは年末ヒーローがびっくり箱
から飛び出す競馬になるのか。
唐突な馬券的結論は、やはり有力2頭のペースの取り合い(レースの掌握)
がどうなるかと、そこに絡んでいく外国人ジョッキーが引き起こす"化学反
応"次第に思える。
つまり、なんでもありだ。ま、ギャンブルの本質はなんでもありなんだ
けど。
穴党の出番はあると踏む。54回目のここで、それが自分の張った網の
中に洩らさず入って、幸せな微笑みに変わるかは分からないけど。
◎ドリームジャーニー
○マツリダゴッホ
▲ダイワスカーレット
△スクリーンヒーロー
△アドマイヤモナーク
競馬は変わったとかいいながら。この印でのイメージは82ヒカリデュール。
アンバーシャダイが抜け出して"2連覇達成"と思えた刹那、大外から差し
きったのが彼だった。
ドリームジャーニーにその芸当が出来るとすれば、展開の助けと鞍上:池
添謙一の度胸を決めた手綱捌きが必要だろう。後者に関しては、それが気楽
に出来る立場(人気)ではある。
また、ドリームジャーニー個人(個馬?)に関していえば、実績は左廻りよ
りも右廻りだし、且つ小回りコース向きの脚質であることは確か。決め手も
持っている。あとは、要するに彼向きの流れになるかどうか。
このメンバー構成ならば、10回に1回ぐらいは彼に馬券的出番(つまり
3着まで)がありそうな気がする。
馬券は◎ドリームジャーニーを1頭軸マルチで印馬を絡めた3連単36点で。
最後に川田将雅(ゆうが)の乗るアドマイヤモナークに印を入れた。
ま、これは馬ではなく乗り役へのものだ。
若手で今一番乗れるのは川田だと思う。今年の皐月賞は馬が勝ったのでは
なく、彼がキャプテントゥーレを勝たせたと評価している。
普通、若手ジョッキーの初G1は新設レース、あるいは歴史の浅いレース、
もしくは2歳戦が相場。
ここ最近の例でも、北村宏司、松岡"チャラ"正海などがその口。一昔前で
フルキチ(スマン、本名は忘れた)、もはや大昔といえる横山典弘。
武豊が菊花賞で、福永祐一が桜花賞。初G1が旧8大レースというのはた
いしたものだと思う。おっと、四位洋文もそうだったね(皐月賞)。
ま、これは私の印象度だけの話しなのだが。
川田の乗り馬に今後付き合っていこうという決意表明で、今回馬券を買っ
ておきたい。
モナークの頭まで買っちゃうの?と自問しちゃうけど、3連単は選んだ馬
を変にマークシートでいじっちゃダメだと自答して。(単に面倒臭いだけ?)
無論、ダイワスカーレットに勝っていただいても、なんら不満はない。
後世の評価のことを考えると、ライバル:ウオッカとの直接対決に勝ち越
してはいるが、牡馬混合G1制覇という点で遅れを取っていることが気にな
る。取ったG1の数が評価の全てではないが1つ取っておくことは大事だ。
08有馬記念というタイトルがあると、07有馬記念2着、08天皇賞(秋)
2着という結果が彼女の重厚さをより引き立たせてくれるハズだ。
さらにつけた印と矛盾する考えを。(彼女アタマの馬券も買うんだけどさ)
ダイワスカーレットがここを勝つことによって、あの天皇賞(秋)という
レースはより一層輝きを増すと思う。
ウオッカもディープスカイも次のレース(JC)でいささか消化不良のレース
をしてしまった。キツい言い方かもしれないが、2頭でワンツーを取らなくて
はいけなかったレースだった。
幸いなことに、そのJC馬:スクリーンヒーローがここに出てくるのだから、
ダイワスカーレットが彼を負かさなくてはいけないだろう。
天皇賞(秋)が単体として素晴らしいとなるのか、あるいは、この秋の一連の
ビッグレースが素晴らしかったと印象づけられるのか。
それはまだ(個人的に)未確定な線上にある。
決めるのは最後に残ったマリアだ。
After The Text:
骨折から驚異の復帰を果たした武豊。
しかし、復帰した先週日曜の乗り鞍が1つ、昨日の土曜日も1つ、そして
今日も1つ・・・。明日もヴァーミリアンしか乗らないのだろうか?
彼は先週のレース後「人が休み明けでしたからね」と1番人気馬での敗戦
をジョークで笑わせた。自分も笑ったクチだが、今週もとなると、ちょっと
さすがに笑えない。
老婆心ながら「無理するなよ、豊」と言いたくなる。あるいは彼を焦らす
何かが忍び寄っているのだろうか?
気になったといえば今週授賞式があったプロスポーツ大賞。
三浦皇成の新人賞受賞は当然のことなのだが、あろうことか武豊は功労賞
を贈られていた。
功労賞って・・・功成り名遂げて、後進に第一線は譲るよというスタンス
を表明したベテランに贈るものじゃないだろうか。例えば、ゴルフ界でシニ
アーツアー参戦を表明したトッププロに贈れば納まりがいいと思える。
いただいた武豊は内心、苦い笑いをしたのではあるまいか?
門外漢のファンから言わせていただくと、選考委員会は随分と失礼なこと
をしたと思う。
でね、その功労賞を贈るに値する人がおりますよ。"永遠のシロウト向け
競馬評論家"でソフトな語り口が好感な原良馬氏その人。
それにしても昨日の「ラジオNIKKEI2歳S」での迷レース結果解説、凄すぎ
た。断然人気のリーチザクラウン(武豊)の完敗だったのに「(勝った)ロジユ
ニヴァースは休み明けですから、リーチザクラウンの方が強いです」って・
・・強いと思ったのですが・・・だよなぁ。
慌てて東スポの田村が言葉を引き取ってフォローしたのだが、時すでに
遅し・・・。井森、もっと突っ込んでいいぞ。
その昔、局アナだった土居壮が思いっきりバカにして原の解説に突っ込み
を入れてたものなぁ。いつ突っ込むか、いつ突っ込みか、毎回楽しみに見て
いたら、土居アナが番組を外されて、暫くしたらフリーになっちゃった。
功労賞あげたらいいのに。
いや、あれは単なるいい間違え、勘違い。(by タロー)だよね。
--------------------------------------------------------------
ラウンジ有馬記念:http://onlykiwi.seesaa.net/
かって渋谷に「有馬記念」という競馬バーがあった。
2階へと上がる階段にひかれた赤い絨毯が、勝手にこころの
敷居を高く感じさせていた。
だが。1度思い切って店に入ってしまうと、そこは競馬ファン
にとって至福の場所であった。
ここは、バー「有馬記念」へのリスペクトから、その名を冠した
競馬予想のページである。
因みに最近オープンしたヤマダ電機 LABI渋谷は「有馬記念」の
跡地に建っている。
--------------------------------------------------------------
【オモシロイ、オモロナイのボタン】


人気ブログランキングへ
【オモシロイと思われましたらクリック(3段評価)をお願いします】
【オモロナイと思われましたらコメント(自由形式)をお願いします】
【逆パターンでも構いません。勿論、ご感想もお待ちしております】







