2008年11月28日

読書ノート、ふたたび。司馬遼太郎「竜馬がゆく 風雲篇」

■タイトル:「竜馬がゆく 風雲篇」(文藝春秋)
■著者:司馬遼太郎
■ISBN:4163621709
■読書期間:20008/10/6/-10/8
■抜書き:風雲篇 萩へ より

 そのくせ、お初は相変わらず怒ったような顔つきでいる。

「世話になった」

 竜馬は、風呂の中でいった。

「礼はいわぬ。いいかげんな礼言葉などをならべれば、うそになるだ
ろう。人の一生の仕合せというのは、こういうことらしい」
「どういうこと?」
「うまく言えん」

 竜馬にはわかっている。
 花は咲いてすぐ散る。その短さだけを恋というのだ。
実れば、恋ではない。別のものになるだろう。
 これでいい、と竜馬はおもっている。利口なお初も、それを知ってい
るのだ。


■長い長いワンセンテンス〜まっちょるきに

 土佐に行く機会がなかなか訪れない。
 四国でいえば、香川(高松、観音寺)、愛媛(川之江にちょこっとだけ)、
徳島(鳴門)に仕事や旅行で行ったことがあるのだが、高知だけが空白な
のだ。

 それにしても鳴門の鯛は旨かった。ふじ寿司の鯛と双璧。
 以上、余談。(司馬先生風)

 そのうちなのだろうが、四国最後の地だけに"華々しく"(意味不明)上
がりとしたいものだ。テーブルの上に土佐料理と日本酒がバーンとあって。
 いやこの本を読むと、桂浜あたりで酒盛りするのがいいのかもしれない。

 ちょっと記憶が定かではないのだが「がんばれ元気」でのエピソード。
 パンチドランカーを自覚していた海道が、元気の元トレーナー(顔は覚
えてるけど名前忘れちゃった)に症状発症後の世話を頼むために、元気と
のタイトルマッチを終えて待ち合わせたのが桂浜ではなかったか。
 うろ覚えなので、間違えていたゴメンナサイ。

これはやなさんに教えて貰ったのだが、当時『少年サンデー』を代表し
ていた「がんばれ元気」と『少年マガジン』を代表していた「翔んだ!カ
ップル」は、同じ週の発売号で連載を終えたそうだ。
 当時、自分は後者の方をポツポツと読んでおり、最終号は友達とドキド
キしながら学校帰りに本屋に寄って立ち読みをした覚えがある。
 そして、あまりスッキリしない(どうとでも取れる)終わり方に「よくわ
かんねなぁ」とみんなで釈然としなかったものだ。
 後年、夏目房之助の柳沢きみおへの評論か、別冊宝島の人気マンガの最
終回をテーマにした号で「すっきりしないのが柳沢きみおの持ち味」と書
かれていて、滅茶苦茶納得した。
「ちゃんと圭ちゃん選べよ、勇介」と言いたかった訳ですね。

「がんばれ元気」に関しては、1年ぐらい前に初めて全巻通して読んだ
のだが、最短距離で世界戦(あるいは関拳児戦)に挑んだ道筋は別にして、
1つ1つの試合に感じるものがあった。
 例えばそれはスタンディングダウンで散った みのる君の意地であった
り、タイトルマッチ直前に死んだオヤジ(先代)に対するジム会長(二代目)
の思いと元気への語りかけだったりする。
これぐらいの長さで話しが完結してくれる方が読み易い。(読み直し易い)
 もう10年近く連載を読んでいないのだけれど「はじめの一歩」の幕之
内一歩は今どのレベルで戦っているのであろうか。

 あ、土佐に行ったことがないという話しから、随分それちゃったなぁ。   
 

 *今回は短めで。本来これぐらいで(出来れば内容も締まって)まとめ
  られたら、凄くいいのだろうな。


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読書ノート、ふたたび。: http://onlykiwi.seesaa.net/

読んだ本の題名と作者、それから読んでいた期間と出版元。
 このたった4つの情報を記しただけの簡単なメモ的なもの
が、ボクがかつて付けていた「読書ノート」の全容だ。

 いつの頃からか、せっかくの読書ノートをつけるのをやめ
てしまった。
 本を読むたびに、ああ、なんて思うこともあり、じゃあと
いう訳でふたたびつけだそうと思いたった。

 できれば、その読書ノートをつけることを勧めてくれた
きみこ先生に読んでもらいたくもある。

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posted by onlykiwi at 06:26| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ノート、ふたたび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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