2008年11月24日

1995/MIX UP。NET/JRA2 第15回ジャパンカップ 回顧

 ▼衛星放送がないので外国競馬に触れるとすれば「週刊競馬ブック」
の「INTERNATIONAL週間トピックス」がボクのメインに
なる。▼確かに“読む競馬”も存在するのだが、それは自分が触れ得
ない過去という時間に遡れるという作用が多分に効いていて、あのコ
ーナーでもの凄い想像に遭うということはない。▼高校生だった頃
「月刊FOOTBALL」を読んでいて、今もNFLで現役を続ける
D.マリーノ率いるピッバーグ大(ミシガン大?どっちも自信ない)が
ハデな逆転劇をダラスSMU大に喰らわされるリアルタイムの記事を
読んだ時ほど興奮したことはないぁ。(確か相手にラトラルパスをやら
れたのだ。当時ボクはゲーセンの10ヤードファイトに凝っており、
頻繁にそのパスを多用したものだ。以来まったくファミコン等のゲー
ムはやってないが)

 ▼今ボクらは、目の当たりに外国人ジョッキーの活躍を見ることが
出来る。昨年から採用された外国人短期免許交付によってだ。▼今年
のJCを勝ったマイケル.ロバーツは春先に関東地区を主戦場に騎乗
しており、非常に馴染みがあった。何でもそうだと思うのだが、知っ
ている・見たことがあるという事実は重みのあるものである。▼今回
の彼とランドの勝利は、そりゃぁ日本馬ほどに熱狂的に受け入れられ
ていた訳ではないが、ロバーツならという雰囲気は馬場にいて十分過
ぎるほど感じれらた。

 ▼この制度はいいなと改めて感じたのは確かなのだけど、ボクの思
考はもっと飛んでしまって、例えば武豊が勝った昨年の仏ムーランド
ロンシャン賞で彼はパリっ子にどう受け入れられたのだろうか?など
と想像してしまった。今年のNOMOの活躍は、ちょっと米でもブー
ムになり過ぎてしまって、本当のところは来年あたりに答えが出るの
かなと思っていた矢先でもあったし。▼日本馬と日本騎手による海外
での活躍と現地での反応が待ち遠しい。夢の部分がまだ大きいのだけ
ど、いつか必ずとファンとしては希望を持ち続けていたい。そして、
何も日本でNo.1にならなければ遠征できないというものではないと
思うのだ。▼そういう意味では来年ドバイで開催される国際レースは
日本馬に2頭の出走枠があって、実に楽しみである。

 ▼前置きが長くなったので、簡潔に今年のJCの回顧をしたい。▼
勝ったランドは確かにペースとか日本競馬を熟知する騎手に恵まれた
という面もあるが、直線で繰り出した末脚に彼の真骨頂があるのだろ
う。G1レースではどのポジションにいたって、あれぐらいの脚を使
わねばそうそう勝利にはたどりつけないと思うからだ。▼逆に言えば、
不本意ながら逃げたタイキブリザードは楽なペースに持ち込みながら
末脚を伸ばせなかった点でこれまでの敗戦を繰り返したに過ぎない。
彼の力を引き出してやれるライバルはいないのだろうか。(完調時の
ブライアン?)

 ▼ヒシアマゾンの評価は分かれるところだろう。▼確かに前にいる
馬にあの脚を使われては勝てない。それはたまたまスローに流れた結
果ではなく、例えハイペースであっても結果は似たようなものだった
と思う。あの戦法でいく限り限界は見えてくるのだ。▼ボクが週頭に
感じたより、中野調教師は彼女の戦法に拘っておらず「勝つためには
道中のポジションを上げたい」旨をインタビューで述べていた。それ
でも中舘が通常の戦法で今回戦った意味を考えておきたい。むしろ論
点は彼女の評価にあらず、彼にあるのかもしれないのだから。

 ▼彼はレース後「スローは分かっていたが馬の力を信じた」とコメ
ントしている。直接インタビューを聞いた訳ではないので、これは取
り方次第なのだが、ボクには「自分の戦法に間違いはない」と主張し
ているように思える。▼そしてこれまで中野師は彼の騎乗ぶりに対す
る不満を度々述べ、乗り変わりを示唆していたように記憶している。
▼ここから出来る推測は。▼まず陣営の見解の相違。彼女が、追い込
み一手のミスターシービーやハイペースで逃げるカブラヤオーの様に
極端な戦法を取りざるを得ない気性なのかという点での考え方の違い。
そして中野師の見解が正しければ、彼が単に凡庸な騎手であるのかと
いうことだ。

 ▼ヒシアマゾンは3歳時にトップの座に君臨して以来、ほぼ一貫し
て今回の戦法を取っているので軽々しい結論は引けない。どこかで乗
り方を試すようなレースが出来れば、答えらしきものは出るのであろ
うが、現状それは不可能に近い希望であろう。▼とするならば。▼同
じ戦法で負けることが許されない次走こそ、違う形でそれが見られる
のではないか?しかし、今のトップレベルの馬達で彼女の差し脚を上
回る-同等でも可-末脚を繰り出せる馬がいるかという事実もある。
(完調時のブライアンだけ)

 ▼中舘の技量については触れないでおく。彼はこれからの幾多のレ
ースの中で評価をしていきたい。文の主旨が歯抜けになるが・・・▼
ボクは彼のとった戦法は間違っていないと思う。確かに中舘にもスロ
ーは分かっていたことだろう。それでも自分の馬の能力を信じたのは、
ここで初めて使う戦法を取ることのリスクを回避したからに過ぎない。
▼何もそれはJCで試すべきものではなく、もっと以前から試みるべ
き乗り方のハズだ。どんなペースでも上がり勝負が分かっているここ
を陣営は目標にしていたのだから。

 ▼予想以上に長くなってしまったので、今度こそ簡潔にまとめる。

 ▼つまり。1にも2にもナリタブライアン。彼が完調であれば、タ
イキブリザードにもヒシアマゾンにもMIX UPが可能ではないか
と思うのだ。▼厳密に言えば、それはMIX UPではない。互いの
限界を限界でなくすという意味であるのだが、ここでは敢えてそう言
ってみたい。

 ▼では本誌の購入馬券を記します。

  馬 連 ヒシアマゾン*タイキブリザード   30百円
      ヒシアマゾン*ピュアグレイン    10百円
      ヒシアマゾン*アワッド       10百円
      タイキブリザード*ピュアグレイン  10百円
      タイキブリザード*ランド      10百円

▼ヒシアマゾンの単勝を買わなかった。多分それは中野師と中館の
見解の相違を事前に感じたからだろう。それでも中館・アマゾンに馬
券を投じても良かったのだが・・・彼の事前インタビューも聞きたか
ったよな、特に「中野調教師はこう言っていますが」という突っ込み
で。(タブーなのかな?そういう誘導尋問的なそれは)

 ▼今年の春の最終騎乗レースを見事勝利で飾ったロバーツ。今回の
JCシリーズでも、3勝2着5回と好成績だった。▼特に日曜日は終
いの3レースで全て連対し、ファンの中にはある種のロバーツ神話が
出来上がったのではないか。来年再び短期来日したとしたら、彼が乗
るだけでオッズが下がるだろうな、きっと。

 ▼JCでの表彰セレモニーが終わり、彼が最終レースのダイイチノ
ボルで馬場に出てくるまでの時間は非常に短かった。僅か5分足らず
だろう。検量は前もってやっていたのだろうが、きっと本場場に通じ
る地下道で勝負服を変えたのだろう、などといらぬ想像をしたボクで
あった。▼そしたらC.ナカタニはその日のうちに米にフライトする
そうで、足早に成田に向かったとTVのレポーターが言っていた。タ
フだなぁと思ったが、彼のフライト時間を逆算すると、表彰式の時間
を入れてなかったように思え「勝つ気なかったんだ」とこれまた余計
な想像をしてしまった。▼きっと勝ったらキャンセルして違う便で戻
ればいいやというポジティブ思考だったのでしょう。


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ラウンジ有馬記念:http://onlykiwi.seesaa.net/

 かって渋谷に「有馬記念」という競馬バーがあった。
 2階へと上がる階段にひかれた赤い絨毯が、勝手にこころの
敷居を高く感じさせていた。
 だが。1度思い切って店に入ってしまうと、そこは競馬ファン
にとって至福の場所であった。

 ここは、バー「有馬記念」へのリスペクトから、その名を冠した
競馬予想のページである。

因みに最近オープンしたヤマダ電機 LABI渋谷は「有馬記念」の
跡地に建っている。

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posted by onlykiwi at 20:27| 東京 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | NETJRA2(過去の競馬予想) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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