最強牝馬決定戦に位置づけられるここが色褪せてしまうのは致し方
ないところだろう。
もっとも今年のようなケースは稀なことで、素直にここに駒を進
めてきた牝馬たちの好レースを期待したい。
馬場がどうかという点は非常に気になるのだが。
なんて。殊勝な気持ちになっているのは、やはりあのレースのイ
ンパクトが強かったからだろう。
ダイワスカーレットが掛かった上にあそこまで末脚を伸ばすとは
思っていなかったし、有力3頭が鼻面を並べてゴール板を駆け抜け
るなんて夢にも思っていなかった。
"心が躍らない"などと言いながら結構の文字数を並べてみたもの
の、馬券が当る当らないという面を越えた競馬の素晴らしさを見せ
られて、大袈裟にいえば思想より現実のパワーの力強さをまた教え
られたような気がする。
これまでだって何回も何回もサラブレッドにレースを教えられて
きたけれど、忘れかけたり倦んできたりする頃になると、目を覚ま
してくれるものに出会える。不思議なことだ。
馬場であるいはWINSであの空気を肌で感じられたらもっとよ
かったのだろうけど、TV画面を通じても感じるものはあった。
10年いや20年に1度のレースだった。素直に出走全馬を称え
たい。
UHFの宮嶋女史も同じことを言っていた。然るに8chをや。
司会者連にその手の発言は期待していないけれども、評論家、元
騎手にその手のコメントが欲しかった。
勝ったから素晴らしい、上位にきたから健闘している、だけでは
ないだろう。もしこれが男性司会者の守備範囲の領域であるならば、
彼はきっとその選手や敗れたチームを褒め称えただろう。そして、
バレーボールは素晴らしい!と叫んだハズだ。すると、こちらにそ
の気持ちは伝わる。
評論家や元騎手が出走全馬を誉める。そうやって彼と彼女の司会
者連を教育していってあげねば、TV桟敷の普通の競馬ファンは去
っていってしまうよ。
まったくの余談だが、これは井崎氏や細江女史への希望である。
つれづれに秋天の感想を述べたのだが、以下からはエ杯に関して。
自分はこのレースのことをエ杯というのだが、従兄弟の大ちゃん
はエリ女という。どちらがメジャーなのか?あるいは第3の呼び方
がメジャーなのか?
今年の3歳牝馬勢はドングリの背比べ。この世代評価はどの競馬
ファンも同じなのではないだろうか。
一方の古馬牝馬陣も超ド級の大砲が最高峰G1に矛先を向けたた
め、ここでは飛車角落ち。唯一、前走で長いトンネルを抜けた感の
あるG1馬:カワカミプリンセスが孤軍奮闘の総大将か。
ベッラレイアの末脚には見るべきものがあり、平田師が言う「こ
れまで戦ってきた相手が違う」ことは違うと思うのだが、いかんせ
ん勝ち味に遅い。(10戦3勝で重賞勝ちが3歳時の1つのみ)
あくまでも2着争いという評価が妥当なのではないだろうか。
となれば、3歳牝馬にも出番ありと考えたい。
ベッラレイアに関してはエリモシック的なイメージなのだが、
彼女よりも小粒という感触。
馬場も悪くなりそうだしなぁ。彼女に馬券的触手 伸びるかな?
ダイナカール〜エアグルーヴ母子はクラシック戦線を賑わし、主
役として戴冠をしてきた早熟牝系である。
ただ早熟なだけでなく古馬になっても力を見せ、エアグルーヴに
至ってはそのピークを5歳秋(旧齢)に持ってきた。
しかし、エアグルーヴの娘たちはどうにもクラシックに縁遠い。
アドマイヤグルーヴは陣営が用意周到にローテーションを組みな
がらも、却ってそれが仇になったかのようなキャリア形成になって
しまった感がある。(あくまでも桜花賞時の主観です。掌中の珠を
大事にしすぎた気がした)
あるいは、アドマヤグルーヴにもポルトフィーノにもある気性面
での難が、蕾の開き具合を競う面のあるクラシックでは大きなマイ
ナスとなっているのかもしれない。
ポルトフィーノのキャリアはここで云々されるほどのものではな
い。4戦3勝という戦績は悪くないのだが(クラシック戦線の端緒
ならばね)、メイチの仕上げでG1メンバーと走った経験がないと
いうのでは、レースで磨かれた能力はほとんどないのではないだろ
うか。
しかし、前走の準オープンをこれまでと違う位置取りで勝ったこ
とはこれからのキャリアに光明だったと思う。
そこで即G1挑戦となるのが良血馬の辛いところ(それなりに人
気を博すだろうしと予め書いていたのだが、前売り単勝オッズで3
番人気ですか・・)だが、逆にこのメンバーでどこまでやれるかと
いう期待を持たせる馬でもある。
たまたまなのだろうが、全てマイルを走らせてきたのだから、次
週のマイルCSでもいいんじゃないの?とデュランダル的なローテ
ーションすら思ってしまうが、ま、それは牡馬と牝馬の違いだろう。
馬券を買うところまでいかないと思うが、そのレースぶりには注
目してみたい。
「今度は僕がレジネッタを勝たせてあげたい」と秋華賞前にコメン
トを出した小牧太。
初めてG1を勝たせてくれた馬への愛情を感じはしたが、その手
の常套として なかなかコメント通りにはコトは運ばない。
その秋華賞はフルゲートの17番枠スタートだったためか、出た
なりで外目後方からとポジショニングが悪くなってしまった。
人気を背負っている分(鞍上の自負もあったハズ)、自ら動きざる
を得ず、3,4コーナーではほぼ同位置のムードインディゴが馬な
り追走だった(しかも行き脚がいい)のに比べ、すでに手綱が動いて
いた。
後方から自ら動いて勝てるほど長く脚を使えるというタイプでは
なく、勝つためにはレースの流れに乗って(中団あたり)且つタイミ
ングよく仕掛けることが要求されるのだろう。
中団から自ら動いてという戦法もOKなのだろうが、それで勝ち
きれるかというと、クイーンS(2着)・ローズS(3着)にその答え
が出ているように思う。
が、今回は目標となるカワカミプリンセスがいる。カワカミの鞍
上の横山典弘は厳しいペースに持っていくタイプだから、番手につ
けて逃げ馬に楽はさせないだろう。
他馬はカワカミ絶対マークだろうから、基本的に先行馬には地力
が求められるレースになるか。
前を見ながら一呼吸置くには絶好の相手かもしれない。
結局、今回も大外枠になってしまった。
間違っても後方で今度は動かず機を伺う乗り方はしないことだ。
(桜花賞はそれで勝てたけど。大本命馬不在、二転三転する難コー
スという展開の味方もあったからだし)
それで交わせるほど、相手はヤワな馬じゃないだろう。
もっとも2着狙いであるならば、かなり確率の高い作戦なのか
もしれないが。
秋華賞はトールポピー(ここは体調不良で回避)のアラアラが目立
ったが、実はマイネレーツェルもアラアラだった。常に好戦のタイ
プでもないし、ああいう結果も仕方ないのではないか。
勝ち馬とのタイム差が0.8だから、そんなに負けていない、と
考えられなくもない。
要はここへ向けてどういう調整過程なのか、あるいはこれは事前
の予測など不可能のだがレースにいってどうか。
レース後の負荷がかかりやすいタイプと聞いたこともあるので、
強めに追いきってきたのは好材料なのではないだろうか。
(と新聞で読んだのだが、土曜に見た追い切りの印象としては軽
く感じた。解説コメントは先週強く追ったと言っていた)
秋華賞の大敗で買いづらくないるいるけども、比例して人気も落
とすハズで、買いたい人にはいい環境だと思う。
リトルアマポーラもカワカミプリセスの手綱を明け渡した武幸四
郎。どのような経緯かは知らないのだが、手替わりした騎手の名前
を見れば、なぜか納得してしまう。(まだまだ精進だね、幸四郎)
クラシック戦線で期待を受け続け、遂にここまでその期待に答え
を出せなかったリトルアマポーラ。
前走は調整遅れの鉄砲だけに元々不問のつもりだった。
ルメールに手替わることでこれまでと一変した戦法が取れないも
のかと期待したくもなる。「甘い!」のかもしれないが、ファンと
しては、人気を落とすだろうここでこそ、応援込みの一票を入れた
いものだ。
結局、武幸四郎は後方待機で勝機を得る戦法を取ったのだが、
となると4着に敗れた京成杯でのレース後のコメント「大外を廻せ
ば勝てたかもしれないけど、まだ教えなればならないことがある」
という真意がぼやけてしまった気がしてならない。
勝手な想像では、好位から(少なくとも中団から)の差しという
イメージを抱いたのであるが。
それをここで、テン乗りのルメールに期待してみたいところだ。
問題はオークス前に「重い馬場はあう」と言っておきながら、
敗戦後「馬場も敗因と」コメントを出した馬場適性。日曜は雨予報
だ。
オークスのレース結果を伝えながら、自身が応援していたリトル
アマポーラ陣営のコメントに「え、重馬場、得意だったんじゃない
ですか」と思わず本音が洩れた宮嶋女史、一緒に悩みましょう。
にしても前日の3歳勢の単勝オッズは面白いな。
ポルトフィーノ(7.7倍/G1初出走 重賞未勝利)
リトルアマポーラ(11.7倍/重賞1勝)
ムードインディゴ(14.1倍/直近G1 2着)
エフティマイア(22.9倍/G1 2着2回)
レジネッタ(29.9倍/G1馬)
マイネレーツェル(50.3倍/重賞2勝)
人気と実績と近況のバランスが取れていないのは、今年の3歳牝
馬の"楽しさ"(出展:柏木御大語録)だろう。
◎カワカミプリンセス
○レジネッタ
▲ムードインディゴ
△リトルアマポーラ
△マイネレーツェル
△エフティマイア
頭決めて3歳牝馬に流すというスタイルで。
最後の印は本来ポルトフィーノにしていたが、あそこまで支持され
ると、違う馬を買いたくなってしまう。
もっとも最終オッズがどうなるか分らないけれど。(多分、支持率は
下がるだろう)
福永祐一がそこそこの戦力のある馬に乗ってくるときは常にマーク
だと思っているのだが、それが馬券的に上手くいっている訳ではない。
彼の乗り馬ムードインディゴに印を入れてみたが、これは多分一戦
遅い印だろう。
彼女は連続して好走しないタイプと見ていた。また、京都内回りの
秋華賞より外回りのエリザベス女王杯と思っていたので、彼女の馬券
は買わなかったのだ。(ま、どっちみちハズレだけど)
一戦遅いだろうが、外回り向きの初志貫徹で買ってみたい。
今回はさすがに前回よりも人気を得るだろうが、それでも上位3頭
には入ってこないのではないか。
人気どころの馬を見ながらレースを進められる脚質ゆえに、上手く
マークが嵌れば。
外国参戦馬(フェアブリーズ、トレラビッド)はまったくわからない。
エリザベス女王杯での外国馬の好走は03年のタイガーテイルだけ。
(その他の馬がどんな成績だったのかも覚えていない。あるいは出走は
彼女だけなのか?)
自分は外国馬に関しては決め打ちしてしまうので、今回は買わない
方向にする。
もしカワカミプリセスの相手(基本5頭)が埋まらなかったのなら、
雨予報だし欧州馬の馬力期待でという考えも頭をよぎったが、予想を
書いていく中で、相手が出揃ったので上記とした。
同じ外すのなら馴染みのある馬で。(馬券格言 by やなさん)
最後に、また秋天に話しは戻る。
柏木御大が「こんないいレースを見たあと、すぐにこんなことを言う
のはなんですが・・・。しかし、こんなに走ってしまって次のレースは
大丈夫なのか?心配してしまいますね」と述べていた。
前述の宮嶋女史の言葉をすっと自然に受け入れて話しを繋いだ司会の
大ベテラン長岡さんといい、御大も目の前で見せつけられたレースに魂
を揺さぶられながら、キチッとギャンブル視点からの発言もするこの番
組、全国放送にして貰いたいものである。
自分はグリーンチャンネルにはまったく興味がないが、もしこの番組
「中央競馬ワイド中継」がCS有料でみれるのならば(午前中からメイン
レースまで含んで終日なら言うことなし)、惜しみなくお金を払いたい。
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ラウンジ有馬記念:http://onlykiwi.seesaa.net/
かって渋谷に「有馬記念」という競馬バーがあった。
2階へと上がる階段にひかれた赤い絨毯が、勝手にこころの
敷居を高く感じさせていた。
だが。1度思い切って店に入ってしまうと、そこは競馬ファン
にとって至福の場所であった。
ここは、バー「有馬記念」へのリスペクトから、その名を冠した
競馬予想のページである。
因みに最近オープンしたヤマダ電機 LABI渋谷は「有馬記念」の
跡地に建っている。
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